未来都市のラグジュアリーと、その裏にある歴史
はじめに
やっと訪れることができた麻布台ヒルズ。
「日本のマンハッタン」とも称されるこの再開発エリアは、未来的な街並みとラグジュアリーな空間が広がり、新たな東京のランドマークとして注目を集めています。
今回は、ランチやカフェを楽しみながら、その華やかな表側と、再開発の裏にある歴史や変化にも目を向けてみました。
洗練された空間と国際色豊かな雰囲気

ジャヌ東京でのランチ&カフェ巡り
訪問の目的のひとつは、ジャヌ東京でのランチ。
都会の喧騒を忘れさせる優雅な空間で、美味しい料理を堪能しました。

食後は、カフェでひと休み。どこも混雑していましたが、比較的入りやすそうな素敵なお店を選び、ホットチョコレートとフィナンシェを楽しみました。上品な甘さが口の中に広がり、洗練されたオリエンタルな雰囲気の中で癒されるひとときでした。

国際的な観光地としての麻布台ヒルズ
訪れてみると、特に中国や韓国からの観光客が目立ちました。
英語や中国語が飛び交い、まるで海外の都市にいるかのような感覚に。東京の新たな観光スポットとして、すでに海外からの注目を集めていることを実感しました。

麻布台ヒルズの再開発とその影響
再開発プロジェクトの概要
森ビルが手掛けるこの大規模プロジェクトは、六本木ヒルズ・虎ノ門ヒルズに続く「ヒルズ」シリーズの最新作。
以下のような都市機能が一体化された、新たなライフスタイルを提案する空間として誕生しました。
敷地面積:約8.1ヘクタール
総延床面積:約86万㎡(東京ドーム約18個分)
主要施設:オフィス、住宅、ホテル(ジャヌ東京)、商業施設、国際学校、文化施設、医療機関 など
最大の特徴は、「ヒルズの森構想」に基づく緑あふれる都市空間。
超高層ビルが立ち並ぶ東京の風景とは一線を画し、「人中心」の設計が意識された街並みが広がっています。
住人の立ち退き問題と30年の歳月
しかし、この再開発には約30年以上の歳月がかかりました。その背景には、周辺住民の立ち退き問題があったのです。
もともと、このエリアには地元に根付いた小規模商店や木造住宅が並んでいました。再開発に伴い、多くの住民が立ち退きを求められましたが、中には最後まで抵抗した人もいたと言われています。
森ビルは以下のような対応を行いましたが、それでも簡単には進みませんでした。
・移転先のサポート
・高額な補償金の提示
・再開発後の施設へのテナント誘致の提案
最終的には、多くの住民が移転し、現在の麻布台ヒルズが誕生しました。
再開発がもたらしたもの
① 新たなライフスタイルの創出
「都市に森を作る」というコンセプトのもと、住む・働く・遊ぶが融合した空間として機能。高級レジデンスや国際学校が設置され、外国人富裕層をもターゲットにしています。
② 商業施設・文化施設の充実
ジャヌ東京をはじめとするラグジュアリーホテルや高級レストラン、洗練されたショッピングエリアが整備され、観光客やビジネスパーソンにとって魅力的なスポットに。

③ かつての住民とのギャップ
一方で、「高級すぎて地元住民が馴染みにくい」という声もあります。
もともとこのエリアに住んでいた人々が、気軽に戻れる場所になれるのか?という点は、今後の課題かもしれません。
訪れて感じたこと
麻布台ヒルズは、間違いなく「新しい東京の象徴」となる存在。
未来的な建築や美しい緑地、高級レストランやホテルの豪華さは圧巻です。しかし、その背景には長年の交渉や住民の移転がありました。
今回はランチとカフェを楽しむ形でしたが、次回はもっと街全体と気になるお店をチェックして探検してみたいと思います。
これからどんな風に発展していくのか、今後も注目していきます。